短期トレーディング増加

5月 14th, 2009 by

今回のアンケートで見られた大きな傾向の1つが、個人投資家の短期トレードへの移行。トレーディング傾向の変化について尋ねたところ、45%が数時間から1日までの「短期トレーディング」が増加したと回答。数秒から数分単位の「超短期トレーディング」の増加も27%に達しており、7割以上がトレーディングの短期化を指摘した。これに対して、FXの人気を高めた大きな要素でもあったスワップポイント狙いの「長期トレーディング」が増加したとの回答はなし。予想通り、金利差の縮小が長期トレーディングの妨げとなっており、いわゆるデイトレード傾向が拡大していることが示された。なお、今回の変化も踏まえた現状で最も多いトレーディング傾向は、との問いに対してもほぼ同様の結果が示されており、最も多かった回答は短期トレーディングの43%に。以下、超短期トレーディング(29%)、1日以上の中期トレーディング(21%)、長期トレーディング(7%)と続いていた。
 
他方、予想外の結果となったのが取引形態について。相場の急変動に伴い、順張りポジションの増加が予想されたが、半数は逆張りポジションが増加したと回答。順張りポジション増加という回答は16%に止まる結果となった。さらに、取引が増加した通貨ペアに関しての問いには、50%が「ドル・ユーロなどのメジャーカレンシー」と回答。「オセアニア通貨などの高金利通貨」との回答も3割ほど見られた。こうした結果から窺える個人投資家の代表的な投資スタイルは、ドル円やユーロドルといった主要通貨を自身が想定するレンジの下限(上限)近辺で、買う(売る)。さらに、スワップポイントに関しては考慮せず、概ねオーバーナイトでのポジション持ち越しは行わないというかたちだ。

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